【社説】浪江町のADR 救済の原点を忘れるな
2016年2月5日 東京新聞
福島原発事故の賠償をめぐり、福島県浪江町の住民が国の紛争解決機関に行った増額の申し立ては、東京電力が和解案を拒んでいるため解決できない。東電は加害者として救済の原点に戻るべきだ。
浪江町の町民は東電から正当な理由を示されないまま、二年近くも解決を放置されている。
東電は、その事業計画で「和解案の尊重」を約束した。この件で、ADRが「和解案受諾勧告書」を出したのは異例の対応といえる。東電に対して和解案の受諾を迫り、「拒否する合理的理由はない」と断じた。
申し立てに参加した浪江町民のうち、四百四十人以上が亡くなった。かつての公害裁判などもそうだが、人権救済を訴えた被害者が、解決の日を待たずに世を去ることが、どんなに無念なことか。
動画「電力自由化?? 私たちはどの電力会社を、選べばいいの?」
1月27日の集会「電力自由化?? 私たちはどの電力会社を、選べばいいの?」 の動画を紹介します。中継してくださったみなさん、ありがとうございました!
youtube: https://youtu.be/qlyoAmpmikI
ツイキャス: http://twitcasting.tv/rinqo/movie/236629922
イベント「電力自由化?? 私たちはどの電力会社を、選べばいいの?」
イベントのお知らせです。ぜひご参加下さい!
ビラはこちらからダウンロード: http://chechennews.org/sharedoc/fubarai/20160127_bira.pdf
講演&電力小売会社ヒアリング会
電力自由化?? 私たちはどの電力会社を、選べばいいの?
4月から、電力小売の自由化がはじまります。原発をなくし、再生可能エネルギーを増やしていくために、私たちはどの電力会社から電気を買えばいいのでしょうか。再生可能エネルギーを売る電力会社を、消費者として応援するための「パワーシフト・キャンペーン」の活動をしているNGO、FoE Japanの吉田明子さんからお話をうかがいます。
また、各電力小売会社の営業担当者を招いてのヒアリングも行います。ぜひ、ご参加下さい。
講師 吉田明子 さん 国際環境NGO FoE Japan 原発・エネルギー担当
参加企業「エナジーグリーン」副社⻑ 竹村英明さん (他の電力小売会社にも参加交渉中)
日時 2016年 1月27日(水)19:00〜20:45
同時中継 http://twitcasting.tv/okichi3 録画中継https://www.youtube.com/user/77209088
会場 東京ボランティア・市⺠活動センター A・B会議室
JR飯田橋駅⻄口を出て右に曲がり、右側前方のビル:セントラルプラザ10階。地下鉄(有楽町線・東⻄線・南北線・大江戶線)飯田橋駅「B2b」出口よりセントラルプラザ1階に直結しています。
参加費 500円
連絡先 kimihiko̲ootsuru@yahoo.co.jp 080-6540-6320(大津留)
主催:市⺠グループ「私が東京を変える」
http://watashiga.org/tokyo/ 協力:電気代一時不払いプロジェクト
以上