東電値上げ: 交渉中の供給停止は法律違反

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-13/2012041301_02_0.html
東電値上げ 供給停止は法律違反 吉井氏に エネ庁「指摘の通り」
しんぶん赤旗 2012年4月13日
 日本共産党の吉井英勝議員は衆院消費者特別委員会で、供給停止を脅しにした東京電力の電気料金値上げに対して、電気事業法に基づいた指導を行うよう求め、「値上げが嫌なら再稼働を認めろという強要は許されない」と主張しました。 
吉井氏は電気事業法上、一方的に電気を止めることはできず、たとえ値上げ交渉がまとまらなくても、東電には電力供給の「最終保障義務」が約款で定められているとただしました。
 資源エネルギー庁の高原一郎長官は「ご指摘の通り」と答弁。吉井氏が「東電は『地域独占』営業を認められる代わりに、最終保障義務を負っている。法律上許されないとはっきり指導するべきだ」と迫ると、高原長官は「そのような考えに基づいて、顧客と十分話し合うよう指導する」と述べました。