東電の年金減額を認可 厚労省、10年で1千億円

2012年9月20日 (共同)
 厚生労働省は20日、東京電力が申請した退職者に支払う企業年金の給付額削減案を認可することを決めた。減額は対象者が約1万5千人で、10月から実施。10年間で約1千億円の経費削減を見込む。
 認可を受け、同日中に東電が正式発表する。
 東電は、実質国有化や電気料金値上げに対する国民の理解を得るため、減額を申請していた。