不払い交流会の記録(9.1)

 電気代一時不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
 2013年9月2日号 転送/転載/拡散歓迎

 きのう開かれた、不払いプロジェクト交流会の内容を一部紹介します。 次回は9月末くらいに開催予定です!


・毎月、領収書に書いてある去年の電気代の金額と比べては、楽しく節電と不払いをしている。1円を支払うとき、郵便局員にアピールすることも忘れない。

・東電社員と直接話をするという、貴重な機会だと思う。2011年8月には、仲間とともに東電の支店におしかけて話し合いをした。社員たちも放射能については不安を感じているようだった。不払いによって東電に損をさせるというより、人々の声を伝えて、社員の心を動かすことに意味があると思う。

・300Wの太陽光パネルで自宅の全部の電気をまかなっている。冷蔵庫がない他は不自由がない。

・分割払いをしている。手間のかからないことで東電に打撃を与えたい。自分の住む区の51箇所の郵便局に順繰りに回って支払っている。

敦賀原発1号機の工事監督をしていた。タービン建屋で減速歯車を見ていたが、基準は昔から弱められていた。あれだけの事故を起こした東電役員の家族が海外に移住しているという話も聞いた。本当なら犯罪集団だ。

・口座引落しをやめることで53円の割引がなくなるが、これに抵抗のある人は、アンペアダウンを勧めたい。少し行動するだけで、物事の見え方がずいぶん違ってくる。

田中正造はかつて「日本人は従順すぎる」と言ったが、今もその通り。

・これだけ放射能対策の移住の必要性が言われながら、東京への一極集中、地方の過疎が進むのはいったいなぜか。

 その他、遺伝子組換え食品や、ネオニコチノイド農薬、電力自給自足、エネルギー問題など、私たち自身の生活につながっている問題についても、話し合いと情報交換がすすんだ。

 原発をはじめとして、経済を優先するかぎり、食品にも電力にも、安心できる生活はないのではないか? といった提起もあり、今回の集まりは電気代不払いにとどまらず、幅広い話題のなかで未来を考える、すばらしい機会でした。

 次回はぜひあなたもご参加ください。

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発行:電気代一時不払いプロジェクト
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20121201/
ツイッター: @fubarai メール: toudenfubarai@gmail.com