原電 発電せず大増益 14年3月期 各社基本料でカバー

 2014年5月22日 東京新聞

 原発専業の日本原子力発電が二十一日発表した二〇一四年三月期連結決算は、売上高が前期比17・5%減の千二百五十八億円、経常利益は八・五倍の八十七億円と、減収大幅増益になった。保有原発がすべて停止しており、販売電力量は前期に続きゼロだったが、受電契約を結ぶ大手電力が「基本料金」の支払いを継続したため一定の売上高を確保した。