TOKYO FM TIMELINE【コレって、どうなの?】 Vol.34『新たな抗議のかたち…「電気料金の一時不払い」が電力会社に与えるダメージ』


東京電力が政府に申請している、家庭向け電気料金の平均10.28%の値上げ。
実施されれば、1ヶ月の電気代6973円の平均モデル家庭では、月480円の値上げになるといいます。

一方で、経産省の審議会「電気料金審査専門委員会」が先月、明らかにした東京電力など全国10電力会社の収益構造によると、東京電力の利益の9割以上が一般家庭の電気料金によってもたらされていたことがわかりました。
これによって明らかになったのは、企業には電気を原価に近いかたちで安売りし、立場の弱い家庭からはむしりとれるだけむしりとる構図です。

さらに、東京電力は来年度から柏崎刈羽原発を再稼働する方針を打ち出すなど、電力会社への不信感は募るばかり。

こうした中、電気料金の支払いを遅らせる「一時不払い」という行動を起こし、“電気料金の値上げ”、“原発再稼働”に抗議の意思を示す人たちが、いま増えているのだといいます。

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