■21年前に不払い運動をやってました

みなさん、いつも元気な活動をありがとうございます。
21年前に不払い運動をやっていた西田と申します。
その頃不払いとはいわず、「支払い同盟」を立ち上げました。
「支払い」の意味は、納得して払わせてくれ! という思いからです。
日本消費者連盟、丸木美術館のみなさんとも一緒に取り組みました。
経緯は、東電は営業所でも原発関連の質問を受け付ける、ということでしたので、営業所と話し合っていました。が、埒が開かず……。
それで6項目の質問にしぼり、答えてほしいと……。
でも、納得いく回答がなかったので、「こんな回答だと払えない」と言うと、志木営業所の営業課長、料金課長が日参しましたが、納得できないのものは納得できなかった。
「では、供給停止せざるを得ない」と言ってきました。
当時、一番下の娘が生後3ヶ月だったので、「電気を止められるとオムツも洗えません」と訴えました。
最終的に、それまでの交渉で暴言などもあったので、「とりあえず、営業所長と話したい。話せれば払います」
と言いましたが、「営業所長は対応できません」ということでしたので、不払いとなり、電気を止められました。
内緒ですが、電気のない生活は非常に楽しかったです。
近所の人から延長コードで電気を分けてもらったり、銭湯通い……。
5才と2才の息子、3ヶ月の娘でした。
子ども達が観たいテレビは、その時間だけ近所の家で観せてもらったりしました。
ランプ生活も楽しかったです。
毎日新聞が取材してくれ、すっごくいい記事を書いてくれました。
そんなで、全国から志木営業所に抗議の電話が殺到しました。
株主運動の最初の年で、僕も株主として総会に出席しました。
結局、志木営業所の主だった人たちは移動となりましたが、僕は志木営業所に料金を払う気はなかったので、
埼玉支店から集金に来てもらっていました。
今考えているのは……今は遠隔操作で供給停止します。
あの頃のように、電柱に登って停止しません。
逆に、「需給調整契約」を結べないかと思っています。
大口電力は、「需給調整契約」―電力会社がピーク時に供給停止できる契約です―
これを盾に、大口電力は僕達より半額以下の電力料金で契約できています。
うちは、ピーク時に電気を切ってくれていいから―計画停電なんて脅されるよりよほどいい―
個別で契約したいと思います。
みなさんの元気なエネルギーに、いつも感謝しています!
本当にありがとうございます!
西田 隆彦