電力契約、「乗り換え」加速=東電は前年の10倍―値上げで

『企業などの大口電力利用者が、東京電力など既存の電力会社から「新電力」へ相次いで契約を変更している』

企業はさっさと安い電力に変えられるが、一般家庭は高い電力を無理矢理買わされる。

『 東電は「電力販売全体に大きな影響はない」(関係者)と冷静に受け止めている。』

利益の91%は一般家庭からですから、そうでしょう。

http://news.toremaga.com/economy/ewhole/487789.html
電力契約、「乗り換え」加速=東電は前年の10倍―値上げで
2013年05月11日 [時事通信社

 企業などの大口電力利用者が、東京電力など既存の電力会社から「新電力」へ相次いで契約を変更している。2012年4月に企業向け料金を平均14.9%引き上げた東京電力は、12年度の顧客の流出が約7000件に上り、11年度の10倍に達した。値上げの動きは他の電力会社にも広がっており、契約の「乗り換え」が一段と加速する可能性もある。 

 企業向けの電力小売りは2000年3月以降、段階的に自由化された。これを受け、自家発電設備を持つ工場から買い取った余剰電力などを販売する「新電力」各社が、割安な料金を売り物に参入。既存の電力会社の利用者を奪ってきた。

 東電の場合、自由化開始から12年度末までの累計で約2万2400件の契約が「新電力」に流れた。今回の値上げで顧客離れが急加速した形だが、東電は「電力販売全体に大きな影響はない」(関係者)と冷静に受け止めている。