円安、1ドル=100円水準続くと… 電気料金 家計を圧迫

2013年5月11日 東京新聞

値上がり幅が最も大きい東京電力では七百十九円と一割近くの上昇。中部電力は五百三十一円上がる。円安で発電に必要な燃料の輸入価格が上がり料金に反映されるためで、安倍政権が主導する円安の副作用が家計を苦しめる可能性がある。
 電気料金には、貿易統計から計算した石油、液化天然ガス(LNG)、石炭の三カ月平均の輸入価格を、二カ月後の料金に反映する「燃料費調整制度」がある。円安になると輸入価格が上がるので、料金も上がる。五〜七月の燃料価格は、十月分の電気料金に反映される。