東電経費160億円削減…今年度入札見直し効果

 2013年10月25日 読売新聞

 東京電力が、他の電力会社管内の業者を入札に参加させるなどして入札の競争性を高め、設備投資や工事などにかかるコストを減らしている。年間約1兆2000億円の経費のうち、今年度は約160億円を削減できる見込みだ。
 ただコスト削減には「『電力相手の仕事はもうかる』と考える取引先の体質は、こちらが相当努力しないと変わらない」と宇田左近氏(東電調達委員会委員長・元日本郵政専務執行役)は指摘する