子どもと歩く東京反原発day

 電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
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 きのうは、2歳児の「み」を連れて歩く一日だった。

 まずは東電株主運動の会議のために、中央線沿線に。子どもは珍しいのか、とても可愛がってもらうが、やっぱり幼児に会議参加は無理。自分が書いた議案の部分だけ参加して、おいとまする。「みなさん、ばいばいー」。

 「お父さんの絵を見にいこうねー」と、新宿の画廊ポルトリブレで開いている、「原発NON!」展というグループ展の会場に行く。ちょっと作品が壊れていたので、修理する。一点でも売れるといいんだけど。子ども、来客のチャイムが鳴るたびに、そちらに掛けていき、「おきゃくさんですよー」と言う。このところ、つぎつぎ言葉を覚えている。オーナーに、「ひらいさん、ばいばいー」と言って、帰る。( http://d.hatena.ne.jp/ootomi/20140305/ )

 新宿御苑でちょっと休憩。

 夕方ちかくなってから、官邸前の抗議に行ってみる。子ども、何度か脱原発のデモに連れてきていたせいか、教えないのに「げんぱつぅー、いらないー」と言い始める。子どもの小さな声だけれど。

 電気代不払いのビラまきもする。反応はすごくいい。熱心に話を聞いてくれる人が、わずかな時間、枚数なのにたくさんいる。仲間とも合流する。こちらは千枚はまいたということで、不払いが一気に増えて、来月あたり東電はえらいことになるぞ、と思う。

 ここでもお菓子をもらったりして、ご満悦の子ども。

 帰り道、日比谷公園のアースディに通りかかるころに子どもはお腹が減り、露店のソーセージをねだる。大人でも大きいような無添加ソーセージをまるごと食べる。おいしそう。日比谷図書館でオムツを替える。

 「きょうは、いっぱい、ひとにあったねー。あの人たちはね、みんな、原発に反対している、日本でいちばんえらい人たちなんだよ。せいじかより、ずっとだいじなことがわかっている人たちなのよー」と家に帰って、子どもに言う。

 すぐに忘れてしまうだろうけれど、いつか、こんな一日があったことを伝えてあげたいような気がする。

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発行:電気代一時不払いプロジェクト
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/
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