原発関連死1000人超す 避難長期化、続く被害

 2014年3月10日 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難で体調が悪化し死亡した事例などを、本紙が独自に「原発関連死」と定義し、福島県内の市町村に該当者数を取材したところ、少なくとも1048人に上ることが分かった。昨年三月の調査では789人で、この一年間で259人増えた。事故から三年がたっても被害は拡大し続けている。