東電続く無駄支出 発電しない原電に巨額「基本料」

 2014年5月1日 東京新聞

無駄とみられる支出としては、発電のめどが立たない原発専業の日本原子力発電(原電)に、本年度も電気の買い入れを前提にした料金を支払うことを明言した。広瀬社長は額は明らかにしなかったが、原電の有価証券報告書によると、東電は買い入れの実績がないのに、一三年三月期も「基本料金」の名目で前年度より20億円多い485億円を支払っている。
原電を延命するため実績のない「購入料」を支出し続ける可能性がある。