原発事故対策経費 東電に対し 茨城県、3回目の損賠請求

 2014年8月21日 東京新聞

 今回の請求は二〇一三年度分。放射性物質を含んだ下水道の汚泥の処分費、風評被害の対策費、中小企業への融資の助成、職員の時間外手当、好文亭の入場収入の減収分などで計約三億二千万円。請求額は合計で約十五億七千五百万円になった。これに対し、これまでに東電が県に賠償したのは約三億七千万円にすぎない。