南相馬住民が東電集団提訴 60億円超の賠償請求

 2014/12/19 17:45 共同通信

 東京電力福島第1原発事故で避難区域となっている福島県南相馬市小高区の住民344人が避難生活を余儀なくされたとして、東京電力に総額60億円を超える損害賠償を求める訴訟を19日、東京地裁に起こした。
 裁判外紛争解決手続き(ADR)での解決も検討したが、福島県浪江町の住民が申し立てたADRで東電が和解案を拒否したため、提訴することにしたという。