裁判と並行でADR申請 川俣・山木屋原告の12世帯16人

  福島民報 2015/11/05

 東京電力福島第一原発事故の慰謝料を集団訴訟で求めている川俣町山木屋地区の住民が4日、東電に約25億9400万円の財物賠償を求めて原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた。
 弁護団によると、集団訴訟に進展が見られず、住民の高齢化も進んでいることから早急な生活再建を目指して申し立てに踏み切った。