東電値上げに心理的マジック 政府、妥協点に誘導 最初は高め、徐々に低く 

2012年7月20日東京新聞【特報】
 政府が十九日決定した東京電力の一般家庭電気料金の値上げ幅は平均8・47%。当初の10%より圧縮されたが、本当に政府の努力の結果なのか。あえて高い数字を示しておいて、国民理解を得やすくするマジックではないのか。政府の社会心理学的テクニックを考える。