東電 自治体に初の損害賠償支払い

9月13日 4時51分 NHK
原発事故の損害賠償で福島県鮫川村が請求した、農家に配るために汚染されていない干し草を購入した費用の支払いに、東京電力が応じていたことが分かりました。
損害賠償を求める自治体への支払いは初めてですが、東京電力は「農家の損害を自治体が肩代わりしたケースなので合意した」としていて、ほかの自治体に広がる見通しは立っていません。
同じように請求しているほかの自治体については、「国が具体的な基準を示していない段階では公平な賠償ができない」と説明していて、支払いの見通しは依然として立っていません。