原発被害、福島同様なのに… 宮城「県境」賠償に格差

 2013年12月2日 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故で、福島県内と同様の被害を受けたのに、県が違うというだけで損害賠償も少なく、除染も最低限の内容にとどまっている地域がある。宮城県丸森町筆甫(ひっぽ)地区。山を生活の基盤にする人が多く、今なお続く放射能汚染による暮らしへの打撃は大きい。現場を歩いた。