東電も国も、上から目線で聞くだけ

「あの日から〜福島を語り継ぐ〜」東京新聞2014年1月27日
 広野町の高野病院事務長 高野己保さん
 (12) 補償問題で病院協議会設立

双葉郡内の民間四病院が、補償問題を話し合う組織をつくろうとしたんです・・・
病院がまとまって交渉しても、東電も国も全然、動かないんです。会議に官僚も呼んだんですが、官僚は官僚。上から目線で聞いているだけでした。私たちはやれることはやりますが、やれないことはやれませんから、と言われました・・・
どこの病院も兵糧攻めに遭っているような状態でした。うちは民事訴訟を起して、秋にやっと和解で、お金が出ました。東電が病院に賠償金を払い出したのはその後です。