震災関連自殺増37人 福島は毎年 避難長期化影響か

 2014年3月13日 東京新聞

 昨年一年間に岩手、宮城、福島の三県で遺体として見つかり、東日本大震災との関連により自殺したとされる人は前年より十三人増の三十七人だったことが十三日、警察庁の統計(確定値)で分かった。

 内訳は岩手四人(前年比四人減)、宮城十人(七人増)、福島二十三人(十人増)。福島は震災以降、毎年増加しており、統計を分析した内閣府の担当者は「原発事故の影響で避難先での生活が長引いているのが影響しているのでは」と話した。