請求上回る3290万円支払い なのはな生協と和解 東電原発事故 風評被害訴訟 千葉地裁

 2014年02月19日 千葉日報

なのはな生活協同組合」(千葉市稲毛区)が東電を相手取り、約2290万円の損害賠償を求めた訴訟は18日、千葉地裁(多見谷寿郎裁判長)で和解が成立した。
 同生協の加瀬伸二理事長(64)は同日、県弁護士会館(同市中央区)で開かれた報告会で「放射線測定のための人件費なども認められ、内容的に十分納得できる和解だった」と強調。原告弁護団の福武公子弁護士も「実質的には勝訴と考えられる」と評価した。