原発関連死、1100人超す 福島、半年で70人増

 2014年9月11日 東京新聞

今年三月の調査から半年間で70人増えたことが分かった。事故後の合計は少なくとも1118人。原発再稼働に向けた動きが進むが、事故の被害は今もやんでいない。
 458人の震災関連死者がいた南相馬市と128人のいわき市は、原発事故を理由とした死者数を把握していない。だが、担当者は「大半が原発避難者」と説明。この分を加えると原発関連死者は1700人を超える。

 福島県内の震災関連死者数は1758人(十日現在)で、宮城県岩手県を大幅に上回っており、このうち原発関連死者は少なくとも六割に上る。