東電に再度賠償請求 埼玉県東南部5市1町 放射線対策費で

 2013年6月27日 東京新聞
 東京電力福島第一原発事故に伴う損害賠償をめぐり、県東南部の五市一町でつくる放射線対策協議会(会長・高橋努越谷市長)は26日、放射線対策に要した費用のうち、東電が支払いに応じていない分など2億5300万円を請求した。
 協議会は昨年5月、空間放射線量測定費や除染費など、2011年度中に発生した費用の賠償を求めたが、東電側が応じたのは学校給食の検査費のみ。これを受け、協議会は11年度の未払い分と、12年度に新たに発生した費用の支払いを求めた。