電力・ガス大手、12月値下げ 燃料費低下で

2013/10/22 日本経済新聞 電子版

 東京、大阪、名古屋に本社を置く電力3社・都市ガス3社は燃料価格の変動を料金に反映する原燃料調整(燃調)制度に基づき12月の料金を引き下げる見通しだ。主要な原燃料である液化天然ガス(LNG)の輸入価格が下落したことが主因。原油は上昇したため石油火力の比率が高い一部の電力会社は値上げする見込みで、全国的には料金変動にばらつきが出そうだ。