時効延長法案が衆院通過=原発事故の賠償請求権 時効を10年に

 2013/11/28 時事

 衆院本会議は28日午後、東京電力福島第1原発事故を原因とする損害賠償請求権の時効を10年に延長する法案を全会一致で可決した。与野党各党は参院での手続きを経て今国会での成立を目指している。
 民法上の時効は3年。早ければ2014年3月に請求権を失う被災者が出る恐れがあるため、同法案は原発事故に伴う賠償請求は例外として期間を延長する。