再生エネ普及:171円増、電気料金に加算 経産省試算

毎日新聞 2013年11月18日

 経済産業省は18日、政府の再生可能エネルギーの導入目標を達成した場合、2020年の標準的な家庭の負担は月約276円に上るとの試算をまとめた。現在の約105円から171円の増加となる。再生エネの普及を目指し、昨年7月にスタートした「固定価格買い取り制度」(FIT)で、電気料金の上乗せ額が増えるためだ。将来の重要電源と期待される再生エネだが、家計の負担増に加え、主役の太陽光の稼働の遅れなど課題も少なくない。