「トモダチ作戦」で出動した米空母ロナルド・レーガンの乗組員から初の死者、ガン発症 38歳 一人娘を残して

 2014年6月19日 Finance GreenWatch

  米メディア等の報道によると、日本の東日本大震災の際、福島原発周辺の道支援活動に参加した米空母ロナルド・レーガンに乗船して作戦にあたった38歳の米海軍下士官が、被爆が原因のガン発生によって4月24日に死亡していたことがわかった。
  同下士官は東電を相手に訴訟を起こしている原告団の一人だった。
トモダチ作戦に従事した元米兵士たちは、東電が福島原発周辺の危険性を十分伝えなかったことが、乗組員たちの被爆につながったとして、損害賠償を求めている。
  米サンディエゴの連邦裁判所で7月12日に審問が行われる予定だ。

  元米兵士に相次いで、こうした深刻な身体的異常が発生していることを聞くと、当時、同様に原発周辺で作業に当たった自衛隊や消防署員、東電の関連会社の社員らの健康状態はどうなっているのかが、気になる。
  福島の子どもたちの甲状腺がんの発症比率が増加している事実が次第に明らかになっているが、一時、「フクシマ50」と持てはやされた人々は大丈夫か。
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