福島第1原発対応特化の廃炉推進カンパニー発足

 毎日新聞 2014年04月02日 04時15分

 東京電力は1日、福島第1原発事故への対応に特化した社内分社「福島第1廃炉推進カンパニー」を発足させた。現場に権限と責任を集中することにより廃炉、汚染水対策を加速する考え。ただ、30〜40年かかる廃炉作業は未知の領域で、ハードルは高い。
 東電は廃炉費用を2兆円と見込む。しかし、費用が予想以上に膨らんだ場合は電気料金の値上げなど国民負担増につながる可能性もある。